全国展示場連絡協議会

全国展示場連絡協議会とは

公的イベント・コンベンション施設運営者による、施設の管理・運営の効率化とわが国・地域の産業貿易の振興・発展への寄与を目的とした全国規模の任意団体です。

会長ご挨拶

全国展示場連絡協議会会長
Morgan Chaudeler(モルガン・ショドゥレール)
愛知国際会議展示場(株) 代表取締役社長


MICEは、ビジネスを創出するインフラ好環境を享受し、
MICE業界のさらなる発展につなげたい


2024年5月の全国展示場連絡協議会総会にて、会長に就任しましたことを大変誇りに思っております。

私は26年間、外国人として日本で働き、10年以上展示場や空港の運営に携わってきた者として、日本がMICE業界にとって非常に可能性のある国だと捉えています。

まず、日本は世界第4位の経済大国でありながら、フランスやドイツなど国内総展示面積が300万㎡を超える中、日本の展示面積は100万㎡にも満たない状況となっています。展示会は産業とビジネスの発展のために世界中でこの瞬間も開催されています。まさに、ビジネスを創り出すインフラなのです。

私達MICE業界は、展示会の開催によって何万もの人が集まり、消費行動が発生することで莫大な経済効果をもたらし、地域経済の活性化にも貢献していると言えるでしょう。

近年、日本は2025年までにパンデミック前の年間の訪日外国人観光客数3,200万人を突破するという政府目標を達成する方向にあり、JNTOによると、増加する1-3月期の訪日観光客は過去最高の860万人を記録しています。日本は、政治的安定、円安、インフラの質の高さ及び自然環境など多くの理由から、最も高く評価されている旅行先の一つとなっています。統計によると、全観光客の約70%が東京、大阪、京都の3大都市に滞在していますが、交通インフラの質の高さと、地域観光局がデスティネーションの振興に力を入れているおかげもあり、地方に大きな可能性があることは明らかです。

また、MICE業界は公的利益と私的利益、短期的ビジョンと長期的ビジョンの組合せで構成され、PFI法の導入、コンセッション運営、PPP機構の発展は、会場運営の業績や収益性をあげるビジネスモデルとなる機会もあると思っています。

最近、会場を運営する民間事業者も増え、その経験や専門知識が活用され主催者、出展者、来場者により質の高いサービスが提案されています。また、地方自治体との協力は、交通、ホテル、レストランといったデスティネーションのステークホルダーにとって、この産業がもたらす経済効果を最大化するための重要な原動力となっています。

世界中から出展者・来場者、そして政府機関など多様な人が集まる展示会は、日本の世界進出における大きなきっかけを創り出すことができます。国際化はまた、日本が経済、政治、社会、文化、スポーツなど、さまざまな分野で新たな発展の機会を生み出すためにも不可欠です。

2025年は「大阪・関西万博」が、2026年には「愛知・名古屋アジア競技大会」と、刺激的なイベントを控え、日本のMICE業界のさらなる成長・発展にとって、今年は重要な一年になるでしょう。この好環境を享受し、MICE業界のさらなる発展につなげてまいりましょう!


主な活動

1. 実務担当者会議の開催

公的展示会場の管理運営に携わる実務者のスキルの向上とネットワーキングを目的として、年1回開催されます。会議では、基調講演に加え、参加者がかかえる課題を解決するための分科会、実務に役立つ産業視察などがプログラムされ、積極的な意見交換がなされます。

2. ブロック会議の開催

地域の特性を生かした管理運営を行うための情報交換やスキルアップトレーニングを、ブロック単位で実施しています。

3. 各種調査研究の実施

展示会産業の発展を目的に展示会場運営・展示会開催に求められる各種調査を実施しています。

4. 会員交流

全国規模・ブロック規模、また会員間同士で情報交換・交流を行っています。

■ 会員名簿

(2025年4月現在)

第1ブロック
施設名 管理団体名
札幌流通総合会館(アクセスサッポロ) (一財)札幌産業流通振興協会
青森産業会館 (一財)青森市産業振興財団
岩手産業文化センター(アピオ) 岩手県ビル管理事業協同組合
みやぎ産業交流センター(夢メッセみやぎ) 夢メッセみやぎ管理運営共同事業体
代表(財)みやぎ産業交流センター
山形国際交流プラザ(山形ビッグウイング) (一財)山形コンベンションビューロー
福島県産業交流館(ビッグパレットふくしま) (公財)福島県産業振興センター
福島県中小企業振興館(コラッセふくしま)
福島市産業交流プラザ(コラッセふくしま)

第2ブロック
施設名 管理団体名
群馬コンベンションセンター(Gメッセ群馬) Gメッセ群馬運営共同事業体
栃木県立宇都宮産業展示館(マロニエプラザ) 大高商事グループ
東京都立産業貿易センター 浜松町館 (公財)東京都中小企業振興公社
東京都立産業貿易センター 台東館
東京国際展示場(東京ビッグサイト) (株)東京ビッグサイト
大田区産業プラザ(PiO) (公財)大田区産業振興協会

東京都立多摩産業交流センター

(東京たま未来メッセ)

多摩産業交流センター指定管理共同企業体

代表企業:日本コンベンションサービス()

幕張メッセ (株)幕張メッセ
長岡産業交流会館(ハイブ長岡) (一財)長岡産業交流会館
新潟コンベンションセンター(朱鷺メッセ) 新潟万代島総合企(株)
山梨県立産業展示交流館(アイメッセ山梨) (公財)やまなし産業支援機構

第3&4ブロック
施設名 管理団体名
パシフィコ横浜 (株)横浜国際平和会議場
ツインメッセ静岡 (公財)静岡産業振興協会
浜松市総合産業展示館 ヤタロー・共同グループ
静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ) (公財)静岡県文化財団
アクトシティ浜松 (公財)浜松市文化振興財団
富士市産業交流展示場(ふじさんめっせ) Fメッセ共同事業体
プラサ ヴェルデ プラサヴェルデ運営共同事業体
名古屋市中小企業振興会館 (公財)名古屋産業振興公社
名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや) ポートメッセなごやMICEコンソーシアム
 代表企業 ㈱コングレ
Aichi Sky Expo  愛知国際会議展示場(株)

 

第5&6ブロック
施設名 管理団体名
富山産業展示館(テクノホール) (一財)富山産業展示館
富山県産業創造センター(高岡テクノドーム) (一財)富山県産業創造センター
京都府総合見本市会館(京都パルスプラザ) (一財)京都府総合見本市会館
インターナショナルエキジビションセンターオオサカ(インテックス大阪) (一財)大阪国際経済振興センター
マイドームおおさか (公財)大阪産業局
ATCホール(アジア太平洋トレードセンター) アジア太平洋トレードセンター(株)

第7&8ブロック
施設名 管理団体名
神戸サンボーホール (株)ダスキンユニオン
神戸国際展示場(神戸コンベンションセンター) 神戸コンベンションコンソーシアム
代表団体:
(一財)神戸国際観光コンベンション協会
神戸国際会議場(神戸コンベンションセンター)
岡山県総合展示場(コンベックス岡山 コンベックス岡山コンソーシアム
広島県立広島産業会館 (公財)ひろしま産業振興機構
広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ) (株)イズミテクノ
広島市中小企業会館 株)オオケン
徳島県立産業観光交流センター (アスティとくしま) (一財)徳島県観光協会
島根県立産業交流会館(くにびきメッセ) (一財)くにびきメッセ
米子コンベンションセンター(ビッグシップ) (公財)とっとりコンベンションビューロー
香川県産業交流センター(サンメッセ香川) 穴吹エンタープライズ(株)
愛媛国際貿易センター(アイテムえひめ) 愛媛エフ・エー・ゼット(株)
海峡メッセ下関 (一財)山口県国際総合センター
西日本総合展示場 (公財)北九州観光コンベンション協会
マリンメッセ福岡 (一財)福岡コンベンションセンター
福岡国際センター
福岡国際会議場
熊本産業展示場(グランメッセ熊本) 熊本産業文化振興(株)
鹿児島アリーナ ㈱ニチガスクリエート・(株)ビルメン鹿児島共同企業体
出島メッセ長崎 (株)ながさきMICE
沖縄コンベンションセンター 沖縄コンベンションセンター共同企業体 
代表企業 (株) 沖縄コングレ

 

組織

1. 総会

毎年1回、開催されます。

2. 理事会

各ブロックを代表する理事により、毎年数回、開催されます。

ブロック区分は下記のとおりです。
第1ブロック:北海道・青森県・岩手県・福島県・宮城県・山形県・秋田県
第2ブロック:東京都・千葉県・埼玉県・栃木県・新潟県・茨城県・群馬県・山梨県・長野県
第3ブロック:神奈川県・静岡県
第4ブロック:愛知県・岐阜県・三重県
第5ブロック:富山県・石川県・福井県・京都府・滋賀県
第6ブロック:大阪府・和歌山県・奈良県
第7ブロック:兵庫府・岡山県・広島県・徳島県・島根県・鳥取県・香川県・愛媛県・山口県・高知県
第8ブロック:福岡県・熊本県・佐賀県・長崎県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

 

令和7(2025)年度 役員体制(PDF)   

3. ブロック会議

第1、 第2、第3・4、第5・6、第7・8ブロック毎に、ブロック理事が年に1~2回のブロック会議を開催します。ブロック会議は、主催理事の判断により、より広い情報交換、交流を目的に、当該ブロック以外の会員のオブザーバー参加を認めます。   

4. 事務局

事務局は、会長施設内に設置されます。
事務局代行
(株)MICEジャパン(zentenkyo@micejapan.jp



株式会社 MICEジャパン
TEL:090-2129-3614
Mail:contact@micejapan.jp
住所:〒537-0022
大阪府大阪市東成区中本5-27-19
JAPAN MICE Challenge MPI JAPAN CHAPTER 一般社団法人 日本展示会協会

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